日本酒には四季折々のものが有り、季節に合わせた楽しみ方や、その時期にしか味わうことが出来ない「季節限定のお酒」があります。
今回は、そんな季節のお酒について、ご紹介したいと思います。
■代表的な季節のお酒
代表的な季節の日本酒には、以下の様なものが有ります。
・【しぼりたて(初しぼり)】 11月~翌年4月ごろ
・【夏の生酒】 4月~9月ごろ
・【ひやおろし】 9月~12月ごろ
季節によって、様々な日本酒が味わえるのは、四季の有る日本ならではです。
■夏にひんやりおいしい本生酒「夏の生酒」
夏の季節酒「夏の生酒」。爽やかな香りと清涼感あふれるみずみずしい味わいで、夏に美味しい日本酒です。
「夏の生酒」は本生酒。冬に搾られたお酒をいっさい「火入れ」をせずに低温熟成させ、3月から8月にかけて出荷されます。
その昔は夏場に生酒は飲めませんでしたが、貯蔵・流通・梱包技術が整備された今だからこそ楽しめる贅沢な味わいです。
・その18:飯沼本家 甲子 純米生原酒 大辛口
甲子 純米生原酒 大辛口」は千葉県酒々井(しすい)町にある「飯沼本家」の、辛口純米生原酒です。
麹米は酒造好適米「五百万石」を68%精米したもの、掛米は「ふさこがね」の80%精米と、異なる精米度合で、「きょうかい601号」麹を使用して醸しています。
日本酒度+6の辛口純米酒を、生原酒のまま低温貯蔵してあります。米の旨味がしっかりと感じられ、甘味の有る濃醇な味わいながら、生原酒らしいガスを残したフレッシュ感と辛口らしい後味のキレがあり、爽やかな味わいです。
如何だったでしょうか?
夏にひんやりおいしい本生酒「夏の生酒」その18:飯沼本家 甲子 純米生原酒 大辛口
これからの季節、夏にひんやりおいしい本生酒を満喫しましょう。