「そば」と「うどん」と言えば、日本各地に様々なご当地名物の「そば」や「うどん」が有ります。
そんな「ご当地そば」＆「ご当地うどん」を紹介するシリーズ。
第十六弾は、山梨のご当地そば＆うどんを紹介します。
①忍野のそば
「忍野のそば」は忍野の名水を使ったお蕎麦です。富士山の雪が溶け、約80年の歳月を経て忍野八海や富士五湖をはじめとする各地で湧水となります。
この湧水は神秘とともに長い歳月の間に何度も繰り返すろ過の効果、また天然のミネラルを含むことで清い水としても有名です。この自然の力、恵みを受けた湧水を使用しています。
②忍野のうどん
名水百選に指定されている忍野八海、そのおいしいお水で作られる「うどん」。富士北麓は、冷涼な気候と溶岩に由来する土壌で稲作が困難でした。
米に変わって作られたのが小麦であり「ほうとう」が庶民の主食として親しまれてきました。
それが、江戸時代になって女性が携わる養蚕や機織が基幹産業になると、女性が忙しくなり、炊事などの家事が困難になりました。
機織りを止めずに食べられる昼食として、男たちが打った「うどん」がその始まりだそうです。男性の強い力で地粉をこねるので、一般的なうどんより、コシがあり、太さがあるのだそうです。
③忍野のモロヘイヤそば
エジプト生まれのモロヘイヤ。アラビア語では『王様の食べる野菜』の意味があるそうです。
カルシウムやビタミン、ミネラルが豊富な健康野菜。そのモロヘイヤから丁寧に仕上げたモロヘイヤ粉を麺に練り込み、乾麺に仕上げました。
ツルツル・もちもちの食感はモロヘイヤ乾麺独特のもの。冬は野菜たっぷりの温か煮込み、夏はオクラやとろろなどネバネバツルツルのスタミナ麺に。手軽に、気軽にモロヘイヤを味わえる一品です。
④もち麦うどん
食物繊維がおいしく摂れるうどん。話題のもち麦を練り込んだ食物繊維がとれるうどんです。
不足しがちな食物繊維をうどんで補えます。
もち麦の麺ならではの「もちっとつるつる」の食感でおいしさもお墨付きです。
⑤富士の湧水蕎麦
契約栽培・北海道多度志産「幻の山の蕎麦」使用
様々な手打蕎麦店が開発を試み、今まで困難とされてきたデリケートな「お持ち帰り手打蕎麦」を長年の探求によりここに完成させました。
どうぞ専門店の味をお楽しみください。
⑥吉田のうどん
Wikipediaによれば”吉田のうどん（よしだのうどん）は山梨県富士吉田市及び同市を含む山梨県郡内地方を中心として食べられている郷土料理のうどんである。硬くてコシが非常に強い麺とスリダネが特徴となっている。2007年農林水産省が各地に伝わるふるさとの味の中から選定した「農山漁村の郷土料理百選」の一つである。“とあります。
富士吉田市が誇る郷土料理「吉田のうどん」の最大の特徴は、歯ごたえとコシがとても強い麺。 噛めば噛むほど素材と出汁の旨みが口いっぱいに広がる麺の虜になる人は数知れず、連日うどん店にはたくさんの人が訪れます。 麺や出汁の味を楽しんでもらうため、かけうどんやつけうどんなどシンプルな味付けのうどんが多く、キャベツや馬肉がトッピングされていることが一般的です。
⑦霧しなそば
霧しなそばは、信州のなかでも極上そばの産地としてつとに名高い開田村で、丁寧に丁寧に作りこんだ手もみ風のそばです。
山深い木曽にひっそりと開けた開田高原では、寒暖の差が激しいこと、霧が発生し易いことなどから最高の玄蕎麦が、収穫されてきました。
これを、御嶽山からのわき水、で練り上げ、冷涼な空気の中でじっくり低温乾燥させたのが、霧しなそばです。開田村の伝統の味に独自の製法を、用いしっかりとした腰、滑らかなのど越しを実現しました。
どうぞこの新しくも本格的な味をご堪能ください
⑧ほうとう
Wikipediaによれば、”ほうとう（餺飥）は、山梨県を中心とした地域で作られる郷土料理。2007年には農林水産省により各地に伝わるふるさとの味の中から決める「農山漁村の郷土料理百選」の中の1つに選ばれている。“とあります。
禅僧の手により中国から日本にもたらされた「饂飩（はくたく・はうたう）」が語源と言われ、武田信玄が野戦食として用いたことから甲州地方に広く根付いたと言われています。
「ほうとう」はいわば、山梨の誇りともいえる郷土料理であり、その味の中に甲州の長い歴史が息づいています。
いかがだったでしょうか？
日本のご当地そば＆うどん：16.山梨のご当地そば＆うどん
お気に入りのそば＆うどんを取り寄せて、山梨のご当地そば＆うどんを味わってみては如何でしょうか？
