日本全国のご当地グルメを北から順にご紹介していく「日本のおいしいもの巡り」。
日本の各地のご当地自慢の食材や、地元の名店の美味しい料理をご紹介するシリーズの第27弾。
第27弾は奈良のご当地グルメから厳選した8選をご紹介します。
①大仏プリン
奈良といえばやはり大仏様と奈良公園の可愛い鹿を思い浮かべる方も多いと思います。そんな奈良のシンボルを取り入れた、新たな名物スイーツが誕生しました。
それが、「まほろば大仏プリン本舗」の大仏プリンです。 素材にこだわり、できるだけ奈良のものを使用したプリンは、安全を第一に心がけているそうです。
「まほろば大仏プリン」は、容器のふたになんともユーモラスな大仏のイラストが入っています。 牛乳と最高級の生クリーム、卵、砂糖、バニラビーンズでシンプルに作られていて、飽きの来ない正統派の味です。
②天理ラーメン
Wikipediaによれば、”天理ラーメン(てんりラーメン)とは、奈良県天理市の「ご当地ラーメン」である。 天理ラーメンのチェーンとして特に有名な店として「天理スタミナラーメン」と「彩華」があり、前者が供する天理ラーメンは「天スタ」、後者が供する天理ラーメンは「サイカラーメン」と呼ばれる。“とあります。
奈良の人気ご当地ラーメン「天理ラーメン」。その元祖となったのが「彩華ラーメン」です。 昭和43年、屋台から始まったそうです。この店では「サイカラーメン」としてメニューに載っています。
醤油ベースのタレにニンニクがガツンと効いた濃厚なスープに、白菜・豚肉・ニンジン・ニラなどを炒めて入れます。味付けのポイントは、中国・四川省から直輸入した「辣醤(ラージャン)」です。 これでピリッとした辛味が加わり、一緒にご飯を食べたくなってしまう人が続出だとか。
癖になるニンニク風味のスタミナラーメンは、きっとお腹を満足させてくれます。
③御門米飴
コトバンクによれば、”株式会社砂糖傳 増尾商店(奈良県奈良市)が販売する米飴(米を麦芽で糖化したもの)。そのまま食するほか、砂糖の代わりに料理にも使用することができる。“とあります。
珍しい砂糖専門店の「砂糖傳 増尾商店」。砂糖にまつわるものが色々とそろっています。特に「御門米飴」は、米を麦芽で糖化した食品でそのままはもちろんですが、煮物に使うとびっくりするくらい美味しくなります。
④わらび餅
Wikipediaによれば、”わらびもち(わらび餅、蕨餅)は上図のような、柔らかくて甘い和菓子。 きな粉や黒蜜をかけて食べることもある。“とあります。
奈良県はわらび粉の名産地であり、奈良や近くの京都ではわらび餅の名店が数多く見られます。
わらびの根のでんぷんから作るわらび粉を、湯で練り餅状にして食べるわらびもちは、古くは足利時代から奈良名物として広く好まれていました。
本来はわらびの季節である春の和菓子とされていたものが、 現在では涼しげなお菓子として、夏にはなくてはならないおやつとなりました。
⑤三輪そうめん
Wikipediaによれば、”三輪素麺(みわそうめん)は、奈良県桜井市を中心とした三輪地方で生産されている素麺(そうめん)で、特産品となっている。三輪地方はそうめん発祥の地とも言われる。“とあります。
奈良県の特産品として広く知られている三輪そうめん。三輪地方は、そうめん発祥地とも言われています。冷たくても温かくても美味しいのがそうめんです。麺はコシがありながらつるつるとしたのど越しで、さっぱりとしたツユと共にいただくことができます。
⑥大和牛
Wikipediaによれば、”大和牛(やまとうし)は、奈良県で飼育されている黒毛和種のうち、一定の基準を満たした場合に呼称が許される肉牛およびそのブランド牛肉である。“とあります。
奈良県名物の一つでもある「大和牛」。肉質はほどよい弾力と柔らかさが特徴。最高級の黒毛和牛とも称されています。
綺麗なサシが入っているのも高級牛ならではです。 まだ知名度がそれ程でも無いので、高品質の肉を比較的リーズナブルに味わえるのも魅力です。
⑦奈良漬け
Wikipediaによれば、”奈良漬け(奈良漬、ならづけ)とは白うり、胡瓜、西瓜、生姜などの野菜を塩漬けにし、何度も新しい酒粕(さけかす)に漬け替えながらできた漬物である。“とあります。
奈良時代から食べられていたと言われる奈良漬ですが、当時は上流階級の者だけが食べることができる貴重なものでした。
それ以来、1300年以上もの間に渡り受け継がれ、伝統が続いてきた奈良漬け。そして現在では、一般的に食されるようになりました。ウリなどの野菜を丁寧に酒粕で漬けられた奈良漬けは、カリっとした食感で、お茶漬けやお酒のお供に大活躍の一品です。
⑧柿の葉寿司
Wikipediaによれば、”柿の葉寿司(かきのはずし、またはかきのはすし)は、奈良県・和歌山県、および石川県、鳥取県智頭地方の郷土料理。奈良県・和歌山県と石川県、鳥取県では作り方・形状が異なる。 鯖・鮭などが両地域で使用される主な材料(ネタ)だが、奈良県・和歌山県では鯛、穴子、椎茸、石川県では鰤、鳥取県では鱒を地域特有のネタとして使用している。“とあります。
奈良県吉野地方で生まれた名物の「柿の葉寿司」。現在のような冷蔵保存ができない時代、山深い奈良まで運ばれてきた海産物は、とても貴重品でした。
そこで、薄くすいた塩鯖をご飯の上にのせて、山柿の葉で包んで重石をかけて熟成させて生まれたのが、柿の葉寿司です。 昔は、お祭の日のご馳走だったようです。
包んでいる柿の葉はビタミンCがとても豊富で、ポリフェノールの一種であるタンニンが多く、抗菌・抗酸化作用や、すし飯を乾燥から防ぐ以外にも保存性を高める効果があると言われています。ぜひ先人達の知恵で生まれた柿の葉寿司を味わってみてください。
いかがだったでしょうか?
奈良グルメの厳選した8選。
奈良を代表するご当地料理や、知る人ぞ知るグルメまで、厳選したグルメをご紹介しました。
美味しい奈良のグルメの数々を、是非ご賞味ください。