日本全国のご当地グルメを北から順にご紹介していく「日本のおいしいもの巡り」。
日本の各地のご当地自慢の食材や、地元の名店の美味しい料理をご紹介するシリーズの第37弾。
第37弾は徳島のご当地グルメから厳選した8選をご紹介します。
①竹ちくわ
Wikipediaによれば、”竹ちくわ(たけちくわ)は、徳島県小松島市の名産品。竹に魚肉のすり身を巻きつけて焼いたちくわ。“とあります。
竹ちくわは徳島県小松島市の名産品です。平安時代に起きた源平の合戦の頃から食べられていたといわれています。
竹に魚肉のすり身を巻き、それを焼いて作ったちくわです。竹ちくわの食べ方は、竹からちくわを外すのではなく、竹についたままのちくわをかじります。そのまま食べても良いですが、すだち醤油をかけてもおいしいです。
②徳島ラーメン
Wikipediaによれば、”徳島ラーメン(とくしまラーメン)は、徳島県のご当地ラーメンである。大きく白・茶(黒)・黄の三系統に分けられるスープが特色である。中華そばいのたにが、1998年に新横浜ラーメン博物館に期間限定で出店したのを切っ掛けとして全国的に徳島ラーメンが知られるようになった。“とあります。
徳島ラーメンは茶系、黄系、白系の3系統があり、豚骨ダシに濃口醤油やたまり醤油のスープが特徴の茶系が全国的に有名です。 タレの染みた豚バラ肉が乗ることが多く、ライスもオーダーして肉を乗せて食べるのが定番。生卵の追加トッピングもよく見かける光景です。
ネギ、もやしなどの具材に中細の麺がよく用いられ、徳島中華そばとも呼ばれます。 新横浜にあるラーメン博物館に1999年に出店してから、全国的に知られるようになりました。
豚骨スープに濃口醤油やたまり醤油を使用し、茶色のスープになっているものが多いです。新横浜ラーメン博物館に出店していたお店では、茶色のスープの徳島ラーメンを出していました。
白いご飯にも合いますので、ガッツリ食べたい方におすすめの名物料理です。
③たらいうどん
Wikipediaによれば、”たらいうどんは、徳島県阿波市土成町(旧御所村)の郷土料理である。“とあります。 「たらいうどん」は徳島県阿波市の郷土料理です。
いわゆる釜揚げうどんのタライ版なのですが、元々は林業や農業の振る舞いご飯として作られていたのがルーツと言われています。単なる釜揚げうどんでは無く、もちろん特徴があります。
「たらいうどん」の最大の特徴はつけ汁にあります。通常は海の幸で出汁をとるものですが、「たらいうどん」は吉野川の渓流で取れる「ジンゾク」という川魚で出汁をとります。なお、ジンゾクはご当地の呼び方で、一般的には「ヨシノボリ」と呼ばれます。
「たらいうどん」は茹で汁ごとタライに入っているので、つゆが薄くならないよう、タライのふちで湯切りしながらいただくのがコツです。
④すだち
Wikipediaによれば、”スダチ(酢橘、学名:Citrus sudachi)はミカン科の常緑低木ないし中高木。徳島県原産の果物で、カボスやユコウと同じ香酸柑橘類。名称の由来は食酢として使っていたことにちなんで、「酢の橘」から酢橘(すたちばな)と名付けていたが、現代の一般的な呼称はスダチである。“とあります。
徳島県を代表する果物である「すだち」は、いろいろな食べ物と相性が抜群です。徳島に住んでいる人たちは、食卓に必ずと言って良いほどすだちがあるはずです。刺身にかけたり、焼き魚にかけたりなど、食卓に出てくる食べ物にすだちをかけて楽しんでいます。
徳島県内にあるスーパーなどに行けば、すだちは簡単に手に入れられます。しかも、たくさんの量が入って、お値打ちな料金で買えます。すだちを今までに味わったことがない人には、ぜひ味わってもらいたいです。いろいろな料理との相性を確かめてください。
ちなみに良く混同されがちですが、「すだち」と「かぼす」の違いは以下の通りです。
「すだち」は1個40gと小さく、ゴルフボールくらいの大きさ。清々しい香りで松茸などとも相性ぴったり。古くから徳島県の特産物として伝わる香酸かんきつで、9割以上が徳島県で生産されています。
一方「かぼす」は大分の名産品。 1個100から150gとテニスボールくらいの大きさ。緑色のうちに収穫し、上品な酸味と香りを楽しみます。大分県特産の香酸かんきつで、やはりこちらも9割以上が大分県で生産されています。
⑤鳴門わかめ
Wikipediaによれば、”鳴門わかめ(なるとわかめ)は、徳島県鳴門市の鳴門海峡で養殖されるワカメの総称。“とあります。
徳島県沿岸は古くから天然わかめが豊富で、ワカメの生産量は全国で3位です。 鳴門海峡の激しい激流のなかで育てられるため、通常のワカメよりも歯ごたえがあり、鮮やかな緑色なのが特徴です。
ワカメは、ヨード・カルシウム・鉄・ビタミンAなどの優れた栄養素を、多量に含んでおり、アルカリ度の高い低カロリー食品のうえ、豊富なβカロチンと、海藻にしか含まれないフコキサチン効果で、体に優しい自然健康食品です。
塩蔵わかめは、保存のためワカメにまぶした塩を洗い流してすぐ食べられます。 乾燥わかめは、さっと洗って、5~20分ほどかけて水で戻して食します。戻すと10倍ぐらいになります。冷水で戻すのがポイントです。水で戻すとすぐ食べられる手軽さと、栄養、風味(歯ごたえ)の三拍子揃った逸品です。
定番のわかめの味噌汁、わかめうどんも美味しいですが、おすすめの食べ方はわかめサラダ。好みの柔らかさまで戻して「すだちポン酢」で頂きます。コシと風味のある鳴門わかめはとても美味しいです。酸味の利いたポン酢で海草独特の香りにもマッチしていて、簡単で栄養満点です。
⑥阿波牛
Wikipediaによれば、”阿波牛(あわぎゅう)は、徳島県で生産される黒毛和種の和牛のうち、一定の基準を満たした場合に呼称が許される牛肉である。現在の徳島県の領域にあたる令制国「阿波国」から名付けられた。阿波畜産3ブランドのひとつで、他に阿波尾鶏・阿波ポークがある。“とあります。
徳島県内で飼育された黒毛和種で、明確な血統や肉質等級4以上など一定基準を満たしたブランド牛、阿波牛(あわぎゅう)。
柔らかくて弾力があり、締まりの良い肉質が特徴。霜降りの脂肪が口の中で溶ける口当たりが売りのひとつです。
⑦阿波尾鶏
Wikipediaによれば、”阿波尾鶏(あわおどり)は、徳島県で飼育されている鶏の品種。出荷数、シェアともに名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏を抑えてトップ(2011年度)。“とあります。
阿波尾鶏は、徳島県で飼育している鶏の品種です。徳島県の阿波踊りとかけて命名された阿波尾鶏は、噛めば噛むほど肉の味が出ておいしいと人気です。
古くから飼育されていた赤笹系軍鶏を改良して、阿波尾鶏が誕生しました。阿波尾鶏は特別な飼育環境のもとで育てられ、徳島県の名産品となりました。
地鶏の生産量全国1位に輝いた、日本トップブランド地鶏「阿波尾鶏」。豊かな自然の中で丹念に育てられた高品質な鶏肉で、やや赤みを帯びた肉色、低脂肪で適度な歯ごたえ、甘味とコクがあり、肉のうま味成分であるグルタミン酸等が豊富に含まれている絶品の地鶏です。
阿波尾鶏は、いろいろな料理法で活用されています。阿波尾鶏ブランド確立対策協議会のホームページで、阿波尾鶏のおすすめレシピが公開されています。 特別な環境で育った阿波尾鶏の味をぜひ堪能してください。今まで作っていた鶏料理が一味変わったものになるでしょう。
⑧鳴門鯛
古くから縁起がよいとされ、魚の王様とも評される鯛。とりわけ渦潮で有名な鳴門海峡の激しい潮流のなかで育った鯛は、「鳴門鯛」というブランド名でよばれています。
激流に揉まれたため身が引き締まっており、分厚く歯ごたえがあることが特徴です。 特に春の産卵前は特にしっとりした脂が乗って美味しいと言われ、コリッとした歯応えも特徴。 食べ方は活け造りなどの刺身をはじめとして、鯛しゃぶや鯛めしなどで楽しめます。
いかがだったでしょうか?
徳島グルメの厳選した8選。
徳島を代表するご当地料理や、知る人ぞ知るグルメまで、厳選したグルメをご紹介しました。
美味しい徳島のグルメの数々を、是非ご賞味ください。