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日本全国のご当地グルメを北から順にご紹介していく「日本のおいしいもの巡り」。

日本の各地のご当地自慢の食材や、地元の名店の美味しい料理をご紹介するシリーズの第41弾。

第41弾は福岡のご当地グルメから厳選した8選をご紹介します。

 

 

 

 

 

①水炊き

Wikipediaによれば、”水炊き(みずたき)は、鍋に水を張り、鶏肉、野菜などの食材を煮込んで調理する日本の鍋料理の一種である。“とあります。

博多を中心とする九州では鶏肉を使うものが主流で、野菜にはキャベツを使います。元々は水または湯だけで煮るものを水炊きと呼んでいましたが、味を安定させるためあらかじめ鶏でとった出汁を用いる場合もあります。鶏を長時間煮込むため白濁したスープになります。

博多祇園山笠を取り仕切る男性の精をつける鍋として定番で、櫛田神社の神事として四つ足の動物を避けて鶏肉を使用したというのが有力な説です。 〆としてちゃんぽんで使用する太麺「ちゃんぽん麺」を投入して食べるのが定番です。

 

 

 

 

②ごぼう天うどん

博多といえば「とんこつラーメン」が有名ですが、じつは博多ではラーメンより「うどん」を食する人が多いのです。 そのなかでもダントツ人気なのが「ごぼう天うどん」です。

「ごぼう天うどん」はごぼうの天ぷらを熱々のうどんにのせて食べる博多っ子のソウルフード。全国ネットのTVでもタモリさんが紹介するなど取り上げられるようになり、そのおいしさが人気を呼んでいます。ラーメンに匹敵する博多の人気グルメです。

博多うどんの麺はふわふわしたやわらかさが特徴です。商人の街博多では、商人たちが素早く食べられるようにと、ゆで置きのやわらかいうどんが主流になったといわれています。
また、九州のうどん粉はしょうゆに使うものと同様の小麦を使用しているため、他と比べてタンパク質が少なくコシが出づらいのだそうです。

つゆは透明で、いりこ、サバ節、かつお節、アゴ(トビウオ)、昆布などを使ってだしをとり、薄口しょうゆを入れて仕上げます。麺とだしを一緒に味わうのが博多うどんなのです。

 

 

 

 

③焼きラーメン

Wikipediaによれば、”焼きラーメン(やきラーメン)は麺料理の一つ。福岡県福岡市の屋台から発祥したものが著名だが、それ以外の地域で考案された焼きラーメンも存在する。”とあります。

1968年に福岡県福岡市天神で創業した屋台「小金ちゃん」が発祥と言われています。 茹でたラーメンの麺に豚骨スープと特製ソースを絡めて鉄板で焼いた料理で、暑い時期にスープを飲めない客のために「小金ちゃん」の初代店主が考案したそうです。

現在では全国的なメーカーによる商品も登場し、全国的に知られる様になりました。

 

 

 

 

④鉄鍋餃子

北九州を中心にみかける熱々の鉄鍋で供される餃子。「鉄鍋餃子」と呼ばれて博多の飲食店街ではおなじみの郷土料理ですが、実は発祥は福岡市内ではなく、八幡から広まりました。

創業の店は「本店鉄なべ」。1958年(昭和33年)創業の老舗です。創業当初は同じ八幡市(現在は北九州市)折尾で暖簾を掲げ、その後現在のJR黒崎駅前へ移転しました。

創業当時、鉄の都として栄華を誇った北九州市八幡の街は何万人という職人さんで賑わっていたそうです。 創業者の宇久温子さんは中華料理店で出会った中国人が作る餃子に出会い、 それを真似て自分なりの餃子、日本人の口に合うような、薄皮のぱりっとした焼き上がりで、あっさりした具の餃子を考え出しました。

お客様に餃子を熱々で食べてもらいたいと考えていた創業者は、兄が東京で食べたと言う鉄板に載ったスパゲティの話を思い出し、 京都から小鍋を取り寄せて餃子を焼いたことから現在の鉄なべ餃子のスタイルが完成したそうです。

「鉄鍋餃子」は鉄鍋で焼き上げるため、皮の部分には余分な水分が残らずパリッとした食感を生み出しています。

 

 

 

 

⑤久留米ラーメン

Wikipediaによれば、”久留米ラーメン(くるめラーメン)は、福岡県久留米市を中心に作られる、豚骨スープとストレートの細麺をベースにしたラーメンである。 鹿児島県・沖縄県を除く九州・山口地方全県のラーメンにも影響を与えた、豚骨ラーメンの元祖ともいわれている。 また、上記の濃厚な豚骨ラーメンの他にあっさりスープの食堂系、濃厚なスープの国道系と呼ばれるラーメンも存在する。“とあります。

九州の多くの県へ影響を与えた豚骨ラーメンのルーツと言われ、白濁した豚骨ラーメンの発祥地とされる久留米。 屋台「三九」が誤って豚骨を強く炊きすぎて白濁してしまったスープが美味しくてお客さんに出し始めたのが登場の由来とされています。 博多ラーメンよりも強く煮込んだ濃厚なスープが特徴です。

 

 

 

 

⑥もつ鍋

Wikipediaによれば、”もつ鍋(もつなべ、英語:Motsunabe)とは、牛または豚のもつ(小腸や大腸などの内臓肉、別名「ホルモン」)を主材料とする鍋料理である。ホルモン鍋(ほるもんなべ)とも呼ばれる。“とあります。

もつと呼ばれる牛ホルモンをメインとして、沢山のキャベツとニラを煮込んだ、唐辛子とニンニクが効いた醤油ベースの鍋。 もともと牛の余り部位として捨てられていたホルモン(放り物)を、掃除道具のちりとりやアルミ鍋で煮て作ったのが由来です。

脂が豊富なモツですが低カロリーで、ビタミンやコラーゲンを多く含むことで美容と健康にもピッタリの鍋として人気。〆はちゃんぽん麺が定番です。

 

 

 

 

⑦辛子明太子

Wikipediaによれば、”辛子明太子(からしめんたいこ)は、スケトウダラの卵巣(たらこ)を唐辛子などで漬け込んだもの。“とあります。

「明太子」といえば誰もが認める福岡の名産品です。それは「明太子」の生みの親、川原俊夫さんのルーツが福岡にあったからです。

幼少期に韓国釜山で食べた「たらこのキムチ漬け」の記憶を元に、戦後博多で独自の調味液に漬け込んで販売を始めた川原さん。これが「辛子明太子」と現在の人気ブランド「ふくや」の誕生です。

昭和23年創業、日本で初めて明太子を作ったのが「ふくや」。商標登録や特許も取得せずに製造方法を教えることで明太子を福岡の名産品に育て上げました。

1970年代に山陽新幹線が博多に繋がったことで、「明太子」が全国的に広まったのだそうです。

 

 

 

 

⑧博多ラーメン

Wikipediaによれば、”博多ラーメン(はかたラーメン)とは、主に福岡県福岡市で作られる、豚骨スープとストレートの細麺をベースにした日本のラーメン。主に福岡地方のラーメン専門店、中華料理店、屋台で提供される。“とあります。

基本的には豚骨主体の乳白色のスープと極細麺が特徴。豚骨を強火で沸騰させるため、白濁したスープになります。麺の硬さを注文する点や替え玉も「博多ラーメン」の特色になっています。

一蘭一風堂など、全国展開している店も有り、札幌ラーメンや喜多方ラーメンと並んで、日本三大ラーメンの一角を担っています。

 

 

 

 

いかがだったでしょうか?

福岡グルメの厳選した8選。

福岡を代表するご当地料理や、知る人ぞ知るグルメまで、厳選したグルメをご紹介しました。

美味しい福岡のグルメの数々を、是非ご賞味ください。

 

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