「そば」と「うどん」と言えば、日本各地に様々なご当地名物の「そば」や「うどん」が有ります。
そんな「ご当地そば」&「ご当地うどん」を紹介するシリーズ。
第十弾は、栃木のご当地そば&うどんを紹介します。
①皇海麺
皇海山に源を発する清水と、厳選された小麦粉と自然塩のみを用いて造られる「皇海麺」は、永年 の経験と独自の総意手法による滋味最上の手打ち麺です。
日本百名山の一つにあげられる皇海 山にちなみ、この名がつけられました。 皇海山の岩清水で練りこんだコシの強い舌ざわりの良い麺をご堪能下さい。
②仙波そば
「仙波そば」は栃木県葛生町の山あいの、仙波地区のご当地そばです。
仙波町の地元そば店では、地元で収穫される蕎麦粉を使って、栃木では良く見られる陶器の鉢でこねた香り高いそばを振る舞っています。
この仙波町でとれた蕎麦粉を仕入れ、佐野市内などでも「仙波そば」として提供するそば店も多く存在します。 最大の特徴は、大きなざるに、五合打ち・八合打ち・一升打ちなど、合わせ盛りして、数人でたべるのが仙波流です。
③島田うどん
「島田うどん」は、北関東栃木那須烏山のご当地麺です。乾麺は、半分に折った形で乾燥されている特徴があります。
「島田うどん」の名称の由来は、江戸末期、手打ちのうどんを篠にかけて出来る曲線が女性の島田髷に似ていることからその名がつきました。
那須の美味しい湧水で練り上げた、コシが強く歯ざわりの良いうどんです。
④生そば 「かみやま」の生そば
「かみやま」の生そばは、お店のすぐ下に広がる集落のそば栽培農家20件から直接、玄そばを買い入れて使用しています。 標高があり、水はけもよい土壌に秋山川の清流を引いて育った実はひときわ豊かな甘みと香りを持つ美味しいおそばです。
冷たい湧水でキリット締まったそばは、強いこしとしっかりとした弾力で抜群の喉越しです。 やまあいの湧き出る清水と、地粉・自家製粉した美味しい手打ちそばをご賞味下さい。
⑤小山うどん
「水と緑と大地」の豊かな自然が有る小山市は、県下有数の小麦の生産量を誇っています。農家では、古くから自家栽培の小麦を地域に点在していた製粉店で製粉し、来客に自家製うどんを振舞うという風習がありました。
そうした環境で生まれた「小山うどん」は、日光連山からの伏流水から湧く清冽な小山の水と、肥沃な大地で生産された良質な小麦粉「イワイノダイチ」を使って仕上げられています。白く透き通った美しい艶と、なめらかでモチモチした食感が特徴です。
⑥久我の里そば
栃木県鹿沼の久我の里は、じゃり畑として、水はけのよい土壌で、それに適した「そば」「こんにゃく」作りが盛んでした。 また、朝晩の気温差が激しい気候は、そばを美味しく成長させます。 蕎麦打ちに重要な役割を果たすと水にも恵まれており、鹿沼の「久我の里そば」は美味しい事で評判でした。
「久我の里そば」は、久我の美味しい水と寒暖差の激しい土地で自家栽培した『玄そば』を使用して作ったお蕎麦です。 そば殻と一緒に製粉しているので黒っぽく香りが強いのが特徴です。 上品かつ芳醇な香りをお楽しみください。
⑦氏家うどん
さくら市氏家地区は、知られざる小麦の産地です。生産農家が丹精込めて栽培した「イワイノダイチ」は適度に粘り、固すぎず、やわらかすぎず、うどんに適した中力粉となります。
一般に良く有る白いうどんと違い、地粉で打った「氏家うどん」は本来の小麦の持つ独特の色合いと香り、食べれば食べるほどに感じる素朴さが特徴の田舎風うどんです。
⑧米山そば
日光連山の麓、日光市、鹿沼市は、栃木県内随一のそばの生産地です。鹿沼市は、中・山間地のいくつもの沢が、特に良質なそばの生産と在来種の継承につながっています。
8月初旬から種を播き、9月中旬にはそばの花が一面に咲きます。10月下旬の初霜にあて旨みを増して収穫されます。古くからの「在来種」を継承し、小粒ならではの風味の良さは、収穫前の昼夜の寒暖差がもたらします。
「米山そば」は、その良質なそばと日光連山からの清廉な水で作られています。
いかがだったでしょうか?
日本のご当地そば&うどん:10.栃木のご当地そば&うどん
お気に入りのそば&うどんを取り寄せて、栃木のご当地そば&うどんを味わってみては如何でしょうか?