「そば」と「うどん」と言えば、日本各地に様々なご当地名物の「そば」や「うどん」が有ります。
そんな「ご当地そば」&「ご当地うどん」を紹介するシリーズ。
第十八弾は、富山のご当地そば&うどんを紹介します。
①八尾のそば
富山市八尾町では、地元のそばを使った手打ちそばの技術が古くから伝承されています。 八尾産のそばの特徴は、粒が小さく実の詰まりが良く、粘りと甘みが有ります。
そば本来の香りと風味を生かしたそばが「八尾のそば」です。 香り高いそばの風味とコシを是非ご堪能下さい。
②縁(ENISHI)のむすび
組紐の様に、細麺を編み上げた「縁の結び」は、名水の里として知られる庄川の伏流水、鉢伏山から吹き下ろす寒風 その環境に恵まれた散居の里、砺波市大門で加賀前田藩御用達麺の大門素麺の製法を受け継いで作られています。
1本の麺が紅白になった縁起のよい合わせ麺を、お花が咲いたように可愛く丸めました。
③茶そば 富山湾の恵
「茶そば 富山湾の恵」は、海洋深層「濃縮」水(濃縮海水)でこねた、茶そば(抹茶めん)の、なま麺です。
富山湾の海洋深層水は、水温約2度以下、塩分が3.4%。太平洋のものより、塩分濃度や溶存在酸素値が高く、表層水よりも栄養塩が数倍以上あり、夏でも水温の変化が少なく水質が安定しているのが特長です。
富山湾海洋深層濃縮水でこねた茶そばに、高岡市のヤマゲン醸造製「富山湾の白えびつゆ」をセットにしました。 まさに、富山湾の恵みそのものを味わい頂ける「麺」と「つゆ」のセットです。
④昆布うどん
「昆布うどん」は、肉厚で幅の広い昆布の最高級品の北海道産天然真昆布を使用しています。
それを同じく北海道産の小麦100%使用した麺に、贅沢に練り込んでいます。(真昆布の微粒の粉末を6%配合) 麺はつゆが絡みやすい最良の1.7㎜の細切りで仕上げました。
43時間かけて冷風でゆっくり乾燥させることで、昆布の『旨み』と小麦の『香り』を同時に引きたてています。 細切りでありながら、コシともっちり感のあるうどんです。
⑤黒部そば
立山連峰からの豊富な伏流水で名水の里として名高い富山県黒部市。
黒部の大自然が育てたそば粉をふんだんに使用し、こしがあり、のどごしなめらかな「黒部そば」。
その、喉越しの良さと香り高いそばの風味をぜひご堪能ください。
⑥氷見糸うどん
加賀藩献上御用達を経、江戸中期より260年の歴史を誇る「氷見糸うどん」は、氷見のうどんの元祖です。
この名は、製法が人の手で「糸」が作られていく様から付けられ、現在氷見市内で唯一江戸時代の製法をそのままに一子相伝、門外不出で守り継いでおります。
この日本三大手延べうどんの歴史と云われる、長年の実績から生まれた「純手製」と「手延」の氷見糸うどんは、その独特の製法から生まれるもっちりしっかりしたコシの強い食感と、口当たりのど越しの良い味わいが特徴です。
⑦くすしそば
「くすしそば」は、厳選された国内産そば粉と、体に良い生薬を配合した薬の都越中富山ならではのそばです。生薬にありがちな薬臭さや苦味が無く、一番身近でおいしく食べられる薬膳そばです。
「医食同源」の思想のもと、長い年月を費やし完成されたこの「くすしそば」は、大切な方の健康を心より願った贈り物としても喜ばれています。
⑧氷見うどん
Wikipediaによれば、”氷見うどん(ひみうどん)は、富山県氷見市周辺の郷土料理である。“と有ります。
「氷見うどん」は、讃岐うどん(香川県)、稲庭うどん(秋田県)と並んで日本3大うどんと呼ばれています。
特徴は、なんといってもその独特の強い腰と粘り、餅のような感触と風味、のどごしの良さと歯ごたえです。
この食感をうみだす大きな理由が、氷見うどんは「手延べ」という製法でつくられているということです。
一般的な「手打ち」では、粉をねり上げた生地を、こねたり踏んだりしてから平たく伸ばし、包丁で切って麺を作る製法ですが、「手延べ」とは、粉をねりあげた生地を、広げて伸ばすのではなく、棒やロープのような長いかたちにして、何度も両方から引き伸ばし、それを繰り返して細くなるまで伸ばし続ける、という製法です。
手延べで有名なうどんでは、秋田の稲庭うどんや長崎の五島うどんが有名です。
氷見うどんのすごいところは、「手延べ」と共に「手打ち」の要素もあわせもっているということです。
生地をつくる工程で、手打ちの工程のように、手でこねたり、足で踏んだり、を何度も繰り返します。これにより、手打ちのように麺の粘りと弾力性を追及します。
そうして出来上がった氷見うどんは、「手打ち」の良さである、強いコシと粘り、モチモチした弾力性と「手延べ」の良さである、ツルンとしたのど越しと歯ごたえ、風味の両方の良さをかね備えています。
いかがだったでしょうか?
日本のご当地そば&うどん:18.富山のご当地そば&うどん
お気に入りのそば&うどんを取り寄せて、富山のご当地そば&うどんを味わってみては如何でしょうか?