日本酒には四季折々のものが有り、季節に合わせた楽しみ方や、その時期にしか味わうことが出来ない「季節限定のお酒」があります。
今回は、そんな季節のお酒について、ご紹介したいと思います。
■代表的な季節のお酒
代表的な季節の日本酒には、以下の様なものが有ります。
・【しぼりたて(初しぼり)】 11月~翌年4月ごろ
・【夏の生酒】 4月~9月ごろ
・【ひやおろし】 9月~12月ごろ
季節によって、様々な日本酒が味わえるのは、四季の有る日本ならではです。
■春の新酒「しぼりたて」
「しぼりたて」はその名の通り、新米を使って仕込んだ造り立てのお酒をしぼったもの。
造り立ての新酒ならではのフレッシュで軽やかな味わいが楽しめます。
・その①:鈴木酒造店 秀よし純米生酒 ささにごり しぼりたて
「鈴木酒造店」は、創業寛文五年(西暦1655年)。秋田県大仙市に有る酒蔵です。酒銘の「秀よし」は、当初「初嵐」を名乗っていましたが、秋田藩内で味比べをしたところ、「清正」という藩の御用命酒より勝ると佐竹藩主から激賞され、清正より上位の武将「(豊臣)秀吉」と「秀でて良し」とのふたつの意味を兼ねて名付けられたのだそうです。
「秀よし純米 ささにごり しぼりたて」は、淡雪を思わせる「ささにごり」と、純米のふくよかな飲み口のよいお酒。 造りの内容を一から見直し、「お客様の声と若手蔵人のアイデア」と「伝統と技術」の融合で新しいしぼりたて生酒として生まれ変わった評判の一本です。
如何だったでしょうか?
春の新酒「しぼりたて」その①:鈴木酒造店 秀よし純米 しぼりたて
これからの季節、しぼりたて新酒の初々しい旨味を満喫しましょう。