日本酒には四季折々のものが有り、季節に合わせた楽しみ方や、その時期にしか味わうことが出来ない「季節限定のお酒」があります。
今回は、そんな季節のお酒について、ご紹介したいと思います。
■代表的な季節のお酒
代表的な季節の日本酒には、以下の様なものが有ります。
・【しぼりたて(初しぼり)】 11月~翌年4月ごろ
・【夏の生酒】 4月~9月ごろ
・【ひやおろし】 9月~12月ごろ
季節によって、様々な日本酒が味わえるのは、四季の有る日本ならではです。
■春の新酒「しぼりたて」
「しぼりたて」はその名の通り、新米を使って仕込んだ造り立てのお酒をしぼったもの。
造り立ての新酒ならではのフレッシュで軽やかな味わいが楽しめます。
・その21:(株)佐浦 浦霞 特別純米 生酒 しぼりたて
「(株)佐浦」は、享保9年(1724年)創業。奥州一ノ宮である塩竃神社の御神酒酒屋として酒を醸したのが蔵の始まりです。原料米には「ササニシキ」や「マナムスメ」、「トヨニシキ」といった宮城県産米を平均精米60%程度まで磨き上げ、仕込水は松島湾近くの中硬水の井戸水と水道水を濾過したものを調合して使用。酵母は自家培養酵母(浦霞酵母)を用い、低温でじっくりと時間をかけて発酵させます。
「浦霞 特別純米 生酒 しぼりたて」は、年明け1月中旬に登場するしぼりたて特別純米生酒。フレッシュでやや甘い麹様の若々しい香りとともに、冬の旬の味覚をやさしく包み込むような、やわらかいコクとふくらみのある味わいが口中に広がります。品格ある美味しさで、毎年評価の高い一本です。
如何だったでしょうか?
春の新酒「しぼりたて」その21:(株)佐浦 浦霞 特別純米 生酒 しぼりたて
これからの季節、しぼりたて新酒の初々しい旨味を満喫しましょう。