日本の各地には、それぞれご当地自慢の食材や、地元の名店の美味しい料理が有ります。
ご当地食材を使ったご当地料理の数々。
色々有り過ぎて迷ってしまう位ですが、その中からいくつかピックアップしてご紹介しようと思います。
日本全国のご当地グルメを北から順にご紹介していく「日本のおいしいもの巡り」。
第一弾は北海道のご当地グルメから厳選した8選をご紹介します。
①札幌スープカレー
Wikipediaによれば、”1971年に札幌市中央区の喫茶店「アジャンタ」が発売した「薬膳カリィ」がオリジナルとされる。“と有ります。
「スープカレー」という名称は、1993年に開業した「マジックスパイス」によるそうで、スパイスの効いたさらさらのスープに大きな具材が特徴です。
当初は札幌地区限定のローカルフードでしたが、2003年、神奈川県の「横濱カレーミュージアム」(2001年オープン、2007年閉館)にマジックスパイスが出店して大反響を得たことで、スープカレーは全国的に知られるようになりました。
今ではミシュランガイドにも掲載される「カレー食堂 心」のような店も存在する程メジャーになりました。
私はまだスープカレーがメジャーになるよりずっと前の、1980年代に食べた事がありましたが、当時インド風のカレー店が少なかった事も有り、スパイシーなサラサラのスープカレーに驚いた覚えが有ります。
②帯広 豚丼
Wikipediaによれば、その発祥は”1933年(昭和8年)に帯広市の大衆食堂「ぱんちょう」創業者である阿部秀司が考案したとされる“と有ります。
豚肉を砂糖醤油などで味付けした甘辛いタレで焼いたものを載せた丼飯で、十勝地方の名物として主に道東地方の飲食店で提供されていました。
最近では全国で知られる様になっており、各地で見られる様になりました。
ちなみに最近は牛丼チェーンによる豚丼も多くなってきたので、区別する意味で「帯広系豚丼」、「十勝豚丼」、「帯広豚丼」などと呼ばれる事も有ります。
③ジンギスカン
wikipediaによれば、”ジンギスカン(成吉思汗)は、マトン(成羊肉)やラム(仔羊肉)などの羊肉を用いた日本の焼肉料理。“と有ります。
意外な事に「日本の焼肉料理」なんですね。
北海道を代表する郷土料理ですが、意外な事に最初のジンギスカン専門店は、1936年(昭和11年)に東京都杉並区に開かれた「成吉思(じんぎす)荘」とされています。
私も今年の初めに旭川の大黒屋に行きましたが、やはり本場のジンギスカンは美味しいですね。
④室蘭カレーラーメン
Wikipediaによれば、”室蘭カレーラーメン(むろらんカレーラーメン)とは、北海道室蘭市・登別市・伊達市・洞爺湖町の「室蘭カレーラーメンの会」に加盟するラーメン店を中心に提供されるラーメンである。“とあります。
北海道室蘭市のラーメン店「味の大王 室蘭本店」は、1974年よりカレーラーメンをメニューに加えました。
室蘭カレーラーメンは北海道小麦を使用した、もっちりとした太縮れ麺。スープは果物・野菜・スパイスを原料としたカレーペーストと豚骨系スープを合わせたものです。
最初に甘さを感じながらも後味にしっかりしたスパイス感が有るのが特徴です。
⑤森のいかめし
Wikipediaによれば、”「いかめし」は、函館本線森駅の駅弁調製業者だった阿部弁当店(現在のいかめし阿部商店)が、第二次世界大戦中の1941年(昭和16年)、戦時体制による食糧統制で米が不足していたため、当時豊漁だったスルメイカを用い、米を節約しても満足感がある料理として考案した。“とあります。
なんと米を節約して満足感が得られる様にと考案されたものだったのですね。
初めて食べた時は駅弁で食べましたが、甘辛く煮付けられた烏賊の中にもち米が入っていて、モチモチした食感と烏賊の旨味に感激した覚えが有ります。
⑥ザンギ(北海道の鶏のから揚げ)
Wikipediaによれば、”ザンギは北海道で広く用いられる呼称である。料理の名前であり「から揚げにしたもの」という意味を持つと、くしろザンギ推進協議会 は定義している“と有ります。
ザンギは鶏肉を醤油とニンニクなどの調味料で味付けし、そこへ片栗粉及び小麦粉を混ぜて揚げたものです。
ザンギは鶏以外も有り、蛸ザンギなども有るそうです。
⑦室蘭やきとり
Wikipediaによれば、”室蘭やきとり(むろらんやきとり)は、北海道室蘭市の豚肉とタマネギを使用した串焼き料理。豚肉を使用するものの関東地方でいう「やきとん」とは呼ばず、鶏肉やもつを使ったものとの総称で「やきとり」と呼ばれている。“と有ります。
甘味の強いタレと洋がらしまたは練りからしで味付けするのが一般的で、塩焼きも提供しているお店が多いです。
ちなみに鶏を使った「やきとり」は「鶏精」または「鶏精肉」と呼ばれ、豚肉の「やきとり」と合わせて提供される事が多く、それらも含めて「やきとり」と呼ばれています。
初めて見た時は、思わず「これ『やきとり』じゃ無いだろう!」と心の中でツッコミましたが、食べてみると美味しかったです。
⑧釧路勝手丼
Wikipediaによれば、”勝手丼(かってどん)とは、北海道釧路市に存在する和商市場の名物とされる丼物。“との事。
貧乏旅行中のライダーが市場を訪れた際に、鮮魚店の主人が懐事情を考慮して市場内の総菜屋でご飯を買って来させて、 その上に海産物を少しずつ載せて提供した事が発祥だそうです。
同様のものに青森の古川市場・青森魚菜センターののっけ丼が有ります。
いかがだったでしょうか?
敢えてメジャーな札幌ラーメンや旭川ラーメンなどのラーメンは外しましたが、北海道の注目のグルメを集めてみました。
北海道の味覚を満喫できる厳選した8選。是非お試しください!